大学生の就職活動も盛んになってまいりました。
かくいう私も就職活動中です。
就活に欠かせないものといえばそう、面接。
世の中、様々な面接対策がありますね。業者にとっては格好のビジネスだと思います。
それらが役に立てばいいのですが、そういったものは正直なところ
「それができたら苦労しねぇよ!」
というものばかりなので、今回は「面接で落ちる方法」について考えてみたいと思います。
そんでもって何故そんなことをするか、という問いには最後で答えたいと思います。 

自分の就活の話のみならず、家庭教師で教えていた高校生の子の面接練習で思ったこともフィードバックさせて書いてあるので、意識高い人たちの言説よりは参考になると思うよ。自画自賛だけど。
1. レスポンスを遅くする
これは面接練習に付き合っていた時の経験なのですが、「えー」だの「あー」だの言って話し始めるのに時間がかかるのは非常に印象が悪くなります。
質問に対するレスポンスが遅いと「こいつ頭悪いんじゃないか」と思ってしまうんですね。どうしても。
当然ながら、雇う側は質問に対し的確な返答を返せない程度に頭の回転の遅いひとは雇いたくありません。企業というものはチームプレーや折衝を要求される場ですし、そういった場でマイナスになる人を矯正するよりははじめからマイナスのない人を雇うのが良いわけです。

もちろん「コミュ障」だから話すのが苦手、というのはあると思います。
しかし、 意思を疎通する能力がないということもやっぱり面接ではマイナスになるので、結局は質問に対して迅速に答える必要があるわけですね。

2.論理的整合性のない嘘をつく
「就活では嘘をつくのがうまくなる」なんてよく言われるそうですが、バレない嘘をつけるのはそれはそれで一つの資質なので、こんな言説はひとまず信じないでおきましょう。
一般に、面接官はあなたの話が嘘でないかどうか、具体的なことを聞いてきます。そういった質問の全てに対し整合性のある嘘をつき通せる人には「学生時代に力を入れたこと」がなくても論理的で機転があるので雇いたくなるのだと思います。私が面接官なら雇いたくなりますし。
そして長い人生、嘘をつくのがうまい人間ほど得をするのです。

確かなことは、面接官があなたの嘘を見破るかどうかは面接を受ける側には知るよしもないということです。しかし、嘘に整合性があるかどうかは、簡単に見破れます。
そして、整合性のない嘘をつく人は論理的でもなければ機転もきかないと見なされてお祈りされるのです。

3.喋りすぎる
人間は主に二種類に分かれます。緊張した時に黙りがちになるか、喋りすぎるかの二種類です。
緊張して「何か言わないと」という危機感にかられた結果、内容の薄いことをべらべら喋ってしまう人がグループ面接などで散見されますが、そういった人は「落ちるな」と思いますしそうなってしまった時の私は落ちました。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」などとはよく言ったものですが、こと面接においてはそういったことはなく、落ち着いてクリティカルな一撃をかますほうがよほど建設的だと思います。

こうなる理由はよくわかりませんし、ケースバイケースだとは思いますが、やはり落ち着きのない人間と見られるのはよくないのかもしれません。


と、まぁ3つほど累計を挙げてみましたが、どれも考えてみれば当然のことです。
しかし、当然のことほどやるのが難しいのは社会の宿命であります。
なぜなら、やれるのが「当然」だと大多数(何の大多数かは知りませんが、そういうことになっています) が信じているからこその「当然」なのであって、往々にしてその要求仕様が現実に見合っていないのです。

とはいえ、就職活動は完全に向こう側が支配しているゲームですので、向こうのルールに従うほかはありません。 
そういうのがむかつく人は、せいぜい相手の求める最低限のルールに従って、あとは自由にやろうではありませんか。 だからこそ「落ちる方法」ということを書いたわけです。
上に挙げたのはその最低限のルールだと思います。これさえ守れば「ゲームには参加できる」はずですし。

 繰り返しになりますが就職活動なんてものは向こう側が支配しているゲームなので、畢竟気に入られたもの勝ちです。
そんでもってそれを決めるのは「縁」なる日本的な奥ゆかしいものらしいので、もはや運を天に任せるほかありません。あとはあなたがどういう人間だろうと、気に入られなければそれまでですから。